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【離婚】自閉症スペクトラム症とは?

執筆者の写真: 加藤貴世加藤貴世

東京都国立市 アイリス法務行政書士事務所の加藤貴世です。


前回のカサンドラ症候群のブログに出てきました発達障害について、どのようなものなのか、見ていきたいと思います。


発達障害とは、生まれつき脳に何らかの機能障害があることで発達に偏りがある障害です。

得意・不得意や、その方の環境や周囲の人とのコミュニケーションの難しさから、社会生活に困難な状況が発生します。



3つのタイプ

発達障害には大きく3つのタイプがあります。

自閉症スペクトラム症・注意欠如多動症・限局性学習症です。

3つにタイプが分けられていますが、それらを併せ持つ方もおり、人それぞれです。

今回はその一つ、自閉症スペクトラム症、特にアスペルガー症候群について見ていきましょう。


2013年のDSM-5(精神疾患分類と診断の手引き)の変更により、アスペルガー症候群や自閉性障害も含めて、自閉症スペクトラム症と呼ばれるようになりました。

社会的コミュニケーションに障害があり、限られたものにしか興味を示さないという特徴があると言われています。



その特徴は?

自閉症スペクトラム症の中のアスペルガー症候群について

その症状について具体的な例を挙げてみます。


・言葉を文字通りにしか受け取れない

→社交辞令や建前が通じない


・思ったことをそのまま言葉にする

→人の気持ちが理解困難なので、傷つくことを平気で言ってしまう


・対人関係を築くことが難しく、集団になじめない

→友人が少ない


・興味のあることはずっとしゃべり続けるが、興味のない話題になると急に無口になる

→他人の興味には関心がない


・アイコンタクトをしなかったり、人と目を合わせられない


・特定のことに強いこだわりがある

→他人にも同じように求めることがある


・空気を読むことが苦手

→突拍子のないことをするときがある


・感覚過敏または感覚鈍麻の傾向がある


・忘れ物や落し物が多い


・ものごとの手順が変わると混乱してしまう



こういった傾向は一つや二つ誰もが持っているかもしれません。

しかし、それらにいくつも該当し、幼いころからのその方の特徴である場合、自閉症スペクトラム症の傾向があるのかもしれません。

配偶者がこれらの傾向があると、一緒に暮らしているもう一方の配偶者は疲労していきます。外見はよい配偶者のため、この悩みを周囲に理解してもらうことは難しく、この気持ちを分かち合うことができずに孤独感に襲われます。



コミュニケーションの工夫や行動の特徴をつかむことがカギ

発達障害は医師による診断を受けてみなければわかりませんが、もし診断を受ける場合には、こういった分野に詳しい医師を探してから診察を受けるとよいと思います。

ただ、医師による診断を受けたり、服薬したからといって、必ず望むような結果を得られるわけではないようです。

生まれ持った特徴なので、夫婦間でコミュニケーションの方法や接し方を考えたり、発達障害の特徴を共有することが大切かもしれません。

日常生活でも、配偶者はこういう場合「どこまでできて、どこからできないか」を具体的に知っておくことで、もう一方の配偶者の気持ちも楽になるかもしれません。

(私は、発達障害について専門的に勉強したわけではなく、業務に役立てればと勉強しております。)



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