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リースバック

執筆者の写真: 加藤貴世加藤貴世

東京都国立市 アイリス法務行政書士事務所の加藤です。

11月に入り、今年もあと2か月となりました。

やり残したこと、ありませんか?

あと2か月、私はやり残したできる限りのことに取り組んでみたいと思っています。


さて、タイトルの「リースバック」をご存じですか?

相続や遺言に関心のある方でしたら、関心を持っていらっしゃるかもしれませんね。

「リースバック」とは、現在住んでいる自宅を売却した上で、買い手から改めて借りて住み続けることができるサービスです。

売却代金を生活資金に充てられ、かつ、住み慣れた家で暮らし続けることができます。


その他のサービスに「リバースモーゲージ」があります。

似ているようでも、この二つのサービスには大分違います。

一つずつ見ていきましょう。


リースバックは、まず

①自宅を売却します。売却ですから、所有権も買主(リースバック会社)に移転することになります。

②買主は買い取り代金を一括で支払います。

③買主は、リースバック利用者に賃貸物件として貸します。

④リースバック利用者は、買主に家賃を支払います。


もう一方のリバースモーゲージは、

①自宅を金融機関に担保に入れます。

※リースバックと違い、所有権は変えません。

②金融機関は、生活資金を融資します。

③リバースモーゲージ利用者は、月々の利息を払います。

④リバーズモーゲージ利用者の死亡後、または契約期間終了後に、自宅を売却するなどして、融資分を返済します。



この両者、仕組みも特徴も異なりますし、利用者が得られる金額にも差が出ます。

よくサービスを理解してから利用したいですね。




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