離婚協議書のサンプル
離婚協議書のサンプルです。
ご自身で一から作成するとなると大変かもしれません。
下記の離婚協議書サンプルを、ご自身で作成する際にお役立てください。
取り決めた内容は、細かなことでも必ず離婚協議書に記載すると良いでしょう。
口約束だけだと、時間の経過とともに内容も薄れがち・忘れがちとなります。
必ず離婚協議書に記載して、両者が保管・管理できるよう、同じものを2通作成しましょう。
※取り決め内容により、記載する文言も異なりますので、使用する際には十分にご注意ください。
離婚協議書のサンプル
離婚協議書
夫〇〇〇〇(昭和△年△月△日生、以下甲とする)と妻□□□□(昭和♢年♢月♢日生、以下乙とする)は協議の結果、以下の通り契約を締結した。
第1条【離婚】
甲と乙は、協議離婚することに合意し、離婚届に各自署名押印した。
第2条【親権】
甲乙間の子氏名◎◎ ◎(令和△年△月△日生、以下丙という)の親権者及び監護権者を乙と定め、丙が成年に達するまで、引き取り養育する。
*親権者を夫婦のどちらかに決めます。
第3条【養育費】
甲は乙に対し丙の養育費として令和▲年▲月▲日から丙が満20歳に達する月まで、毎月末日限り、金〇○○○○円を以下の乙(または丙)の指定する金融機関口座に振込送金で支払う。
くもりぞら銀行 らいう支店
普通口座 1234567
口座名義 乙(親権者)
または、丙(子供)
*養育費は子どもの生活費かつ教育費です。親権者名義の金融機関口座に振込むこともできますし、子ども名義の金融機関口座に振込むよう取り決めをすることもできます。
2、前項の養育費は物価の変動その他事情に応じて、甲乙協議の上、増減できるものとする。
*状況や環境の変化が考えられるので、柔軟に対応できるよう、この条項も付け加えます。
3、甲は、丙の高等学校、大学または専門学校等への進学の際に発生する費用の一部を負担する。乙は甲に対し、請求書又は領収書を提示して請求する。
*将来起こる可能性のある事柄もできる限り記載します。
第4条【特別の費用】
乙が、病気及び怪我のために丙に特別出費するとき、または出費したときは、甲は乙と誠実に協議し、その費用の一部を支払うものとする。
第5条【面会交流権】
乙は甲に対し、甲が一か月に一度丙と面会交流することを容認する。面会交流の方法、場所、日時等については、丙の福祉を害することがないように甲乙協議の上、決定する。
*面会交流の方法、場所、日時等、取り決めた事項はなるべく詳細に記載します。
第6条【財産分与】
甲と乙は、本件離婚における財産分与として、甲乙共有名義の下記不動産を乙の所有とすることとし、甲は令和●年●月●日までに、離婚による財産分与を原因とする所有権移転登記をするものとする。
第7条【年金分割】
甲と乙は、厚生年金(共済年金)分割において、厚生労働大臣への分割改定の請求をする際の按分割合を50%ずつとすることに合意した。
甲の基礎年金番号 123456
乙の基礎年金番号 456789
*年金事務所に所定の届出をします。
第8条【住所等の変更】
甲と乙は、それぞれの住所、勤務先を変更したときは、速やかに変更後の新住所、新勤務先の名称、所在地、電話番号を連絡し、速やかに書面にて告知しなければならない。
*この条項を入れることで、連絡が必ず取れるようにします。
第9条【清算条項】
甲と乙は、本書に定めた事項以外は、お互いに何ら債権債務が存在しないことを確認した。
*将来起こるかもしれないトラブルを回避するために、この文言を入れます。
第10条【強制執行認諾約款付き公正証書作成】
甲と乙は、本契約をもとに、強制執行認諾約款付公正証書を作成することを合意する。
*強制執行認諾約款を付けることで、万が一に備えます。
本書の成立を証するため、本書二通を作成し、甲乙各自署名押印の上、各自一通を保管する。
令和■年■月■日
甲 住所
氏名
乙 住所
氏名
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