面会交流について
面会交流に対する気持ち
離婚後も、別居した親は、その子どもの親であることには変わりありません。
できれば、子どもと定期的に会い、交流していきたいと考える方も多いはずです。
しかし、子どもと同居している親にとっては、子どもが別居親と会うことに、複雑な気持ちを持つかもしれません。
外国には、「子どもを育てるには一つの村が必要。」ということわざがあります。
一人の子どもを育てるのに、たくさんの人たちの力添え、見守り、支えが必要だという意味だそうです。その中でも、子どもを慈しみ育てるという点で、血のつながった親に勝る人はあまりいません。離れて暮らす親だけど深い愛情を注いでくれる、見守ってくれているという安心感を面会交流を通して子どもは感じ取り、情緒が安定するという面もあります。また、子どもと別居親の面会交流には、養育費の支払いを促す効果もあると言われています。
別居親と子どもとの面会交流にどうしても抵抗感がある場合もあります。
別居親と子どもが会うこと自体に嫌悪感を感じたり、同居親のいないところで、別居親が子どもに悪口を吹き込むのではと恐怖感を感じていることもあります。そのような場合、面会交流の取り決めの際に「相手方の悪口を言わない。」などの取り決めをすることができます。その他にも面会交流について具体的な取り決めをし、場合によっては第三者機関に介入してもらい、面会交流を実施するという方法もあります。
別居親が子どもに対し乱暴なふるまいをしないか、面会することで子どもの心身への影響の心配があるなどの場合にも、第三者機関や専門家が仲介して、面会交流について決定することをお勧めします。
面会交流の取り決め
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